【講義】重複組合せ

  • 正解率:100.00%
  • 解答数:2

EXAMPLE

例題

バニラ,ストロベリー,チョコレートのアイスクリームがあり,どれも100円で売っています。このアイスクリームを500円分買うとき,次の場合で何通りの買い方がありますか。次のア,イに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。

  1. 含まれない種類があってもよい場合:$\fbox{ア}$(通り)
  2. 全部の種類を含む場合:$\fbox{イ}$(通り)
ア:
イ:

TEXT

テキスト解説

$n$個の異なるものから,重複を許して$r$個とる組合せを,$n$個から$r$個とる重複組合せといいます。

3個の異なるものから2個とる組合せの例として,A,B,Cというアルファベット3文字から2文字を選ぶ場合,

\[ \text{(A, B)}, \quad \text{(A, C)}, \quad \text{(B, C)} \]
という$_3 \text{C}_2 =3$通りの組合せが考えられますが,重複してとることが許される場合では,
\[ \text{(A, A)}, \quad \text{(A, B)}, \quad \text{(A, C)}, \quad \text{(B, B)}, \quad \text{(B, C)}, \quad \text{(C, C)} \]

という6通りの場合が考えられますが,通常の組合せとは異なるため,このままでは計算で求めることができません。そこで,選ばれる数と同じだけの$\bigcirc$と,種類を区別するためのしきり($\text{種類の数} -1$)を用意します。ここの例では,2個を選ぶので2つの「$\bigcirc$」と,A,B,Cの3種類を区別するために2つのしきり「|」を用意します。そうすることで,2つのしきりの左にある$\bigcirc$はA,2つのしきりの間の$\bigcirc$はB,2つのしきりの右にある$\bigcirc$はCであると考えます。

\[ \begin{array}{cccccc}
\text{(A, A)} & \text{(A, B)} & \text{(A, C)} & \text{(B, B)} & \text{(B, C)} & \text{(C, C)} \\
\bigcirc \bigcirc || & \bigcirc | \bigcirc | & \bigcirc || \bigcirc & | \bigcirc \bigcirc | & | \bigcirc | \bigcirc & || \bigcirc \bigcirc
\end{array} \]

このことから,2つの「$\bigcirc$」と2つの「|」の並べ方の総数と,3個の異なるものから重複を許して2個とる組合せの総数は同じになるので,

\[ _4 \text{C}_2 =\frac{4 \cdot 3}{2 \cdot 1} =6 \ \text{(通り)} \]

と組合せ(もしくは,同じものを含む順列の公式)を利用して計算で求めることができます。このように,重複組合せは「$\bigcirc$」と「|」を使って考えられることをしっかりとおさえておきましょう。

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動画解説


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