【講義】整数の表し方

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EXAMPLE

例題

2つの偶数の和は偶数になります。このわけを文字の式を使って説明するとき,次のア~ウに当てはまる数式を半角英数字で入力しなさい。

\( m, \ n \)を自然数として,2つの偶数を\( \fbox{ア}, \ \fbox{イ} \) とすると,2つの偶数の和は,

\[ \fbox{ア} +\fbox{イ} =\fbox{ウ} \]

と表せる。ここで,\( m, \ n \)は自然数であるので,\( m +n \)も自然数となり,\( \fbox{ウ} \)は偶数である。よって,2つの偶数の和は偶数である。

ア:
イ:
ウ:

TEXT

テキスト解説

偶数は,2で割り切れる数,つまり,2の倍数であるので,小さい方から,

\begin{align}
&2 \times 1 \ (=2),\\
&2 \times 2 \ (=4),\\
&2 \times 3 \ (=6),\\
&2 \times 4 \ (=8),\\
&2 \times 5 \ (=10),\\
&\cdots \cdots
\end{align}

というように表すことができます。このことから,偶数は次のような形で表される数だと考えることができます。

\[ \textbf{(偶数)} =2 \times \textbf{(自然数)}\]

このとき,\( n \)を自然数とすると,次のように文字式で表すことができます。

\[ \textbf{(偶数)} =2 \times n =2n \]

また,奇数は,偶数よりも1多い(少ない)数なので,文字を使って次のように表すことができます。

\[ 2n +1 \ \ \ \ \ \textbf{または} \ \ \ \ \ 2n -1 \]

さらに,3の倍数や4の倍数などについても,自然数\( n \)を利用して次のように表すことができます。

  • 3の倍数:\( 3n \)
  • 4の倍数:\( 4n \)
  • 5の倍数:\( 5n \)

MOVIE

動画解説


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