【講義】A=B=C

  • 正解率:75.00%
  • 解答数:4

EXAMPLE

例題

次の方程式を解き,ア,イに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。

\[ 5x -7y =2x -3y +2 =-3x +4y +9 \]
\[ x =\fbox{ア}, \ \ \ \ \ y =\fbox{イ} \]

ア:
イ:

TEXT

テキスト解説

\( A =B =C \)という方程式は,\( A \)と\( B \)と\( C \)が等しいことを表しています。そのため,この方程式から,

\[ A =B, \ \ \ \ A =C, \ \ \ \ \ B =C \]

という3つの方程式を作ることができ,これらの方程式のうち2つを組み合わせると,次のように残りの1つの方程式を導くことができます。

  1. \( \begin{cases}
    A =B \\
    A =C
    \end{cases} \longrightarrow B =C \)
  2. \( \begin{cases}
    A =B \\
    B =C
    \end{cases} \longrightarrow A =C \)
  3. \( \begin{cases}
    A =C \\
    B =C
    \end{cases} \longrightarrow A =B \)

このことから,\( A =B =C \)という形の連立方程式と上の3つのそれぞれの連立方程式は,同じものを表していることになります。そのため,\(A =B =C \)という形の連立2元1次方程式は,\( A =B \),\(A =C \),\( B =C \)という3つの方程式から2つを組み合わせる(上の3つの連立方程式のいずれかを用いる)ことで解くことができます。

MOVIE

動画解説


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