等式の性質(5)
【解説】
次の(i)ののようにつり合った状態のてんびんを,見ている側と反対側から見ると,(ii)のように左右逆になって見えます。

このとき,つり合ったてんびんを反対側から見たら,急につり合わなくなるなんてことはありません。このことから,A=Bとなっているときに,等式の左辺と右辺を入れかえても,
B=A
のように等式は成り立ったままになります。
この等式の性質はとても当たり前のことなので,解説するまでもない内容だと思いますが,この等式の性質を利用することで,方程式の変形がしやすくなる場合があります。そのため,このような性質を使うことができるのだなということをしっかりと覚えておいてください。
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