文字式の文字の書き方

【解説】

数の代わりに文字を使って表した式のことを文字式といいます。

例えば,「2×3」という式は数のみの式ですが,この式の「3」の代わりに文字「a」(通常,文字にはアルファベットが用いられます。)を使うと「2×a」となり,これが文字式になります。

文字式の表し方には様々なルールがあるので,そのルールについてまず学習をしていきます。

文字式に文字を利用する場合,書き方によっては数と見間違えてしまったり,そのことが原因で読み間違えや書き間違え,そして,計算ミスにつながってしまうことがあります。

そこで,そのようなミスをなくすために,文字の書き方についてアドバイスをしたいと思います。

  1. 0とoとO:「0」を縦の長丸,「o」を小さめの丸,「O」を大きめの丸のようにして区別します。また,これでも見分けがつきにくい場合は,「o」を筆記体を利用して書くようにします。
  2. 1とl:「l」を筆記体を利用して書くようにします。
  3. 2とz:「z」の斜めのラインと交差するように線を書いた形で「z」を表すことによって,「2」と明確な区別ができるようになります。
  4. 6とb:「6」と「b」は書き順(書き方)が異なるので,しっかり書けば区別はできると思いますが,見分けがつきにくい場合は,「b」を筆記体を利用して書くことで,「6」と区別します。ただし,「b」の筆記体と「f」の筆記体は似ているので注意が必要です。
  5. 9とq:「q」を筆記体を利用して書くようにします。
  6. ×とx:乗法の記号「×」と「x」も見分けがつきにくいので,「x」を筆記体で書くことによって区別をします。ただし,中学や高校の数学の範囲では特に扱うことがないのでそれほど心配する必要はありませんが,筆記体の「x」とギリシャ文字「χ(カイ)」が似ているので,「x」を丸括弧を順番を逆にして横に並べることで表す書き方もあります。

必ずこのように書かなければいけないということではありませんので,ミスをしないようにするために,ここで説明したことを参考にしながら自分なりに工夫をしてみてください。

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