【解説】
1つの文字を消去する方法の1つとして,与えられた方程式の両辺を何倍かするなどして,2つの方程式を足したり引いたり(加法を使ったり減法を使ったり)することにより1つの文字を消去する,加減法という方法があります。
連立方程式を加減法で解く場合,基本的に次のような手順で解を求めます。
- それぞれの方程式の両辺を何倍かするなどして,消去したい文字(xまたはyなど)の係数の絶対値を等しくする。
- 係数の絶対値が等しくなった2つの方程式を足したり引いたりして,1つの文字を消去する。
- そのことにより得られた方程式を解いて,1つの文字の値を求める。
- その値を適当な方程式に代入して,他の文字の値を求める。
- 求めた解をもとの方程式に代入して,方程式が成り立つか確認する(検算)。
【例題】

【無料動画講義(理論)】
【演習問題】
