下手糞の上級者への道のりは己が下手さを知りて一歩目
「下手糞の上級者への道のりは己が下手さを知りて一歩目」
この言葉は、大人気バスケット漫画の「スラムダンク」で安西先生(監督)がつぶやいた一言です。
「何かを習得する」ということはジャンルを問わず同じだと思っています。そして、それはスポーツでも音楽でも勉強でもテレビゲームでも同じです。だから、自分が
「何かを習得したい!」
「何かできるようになりたい!」
と思ったら、今まで自分が習得できた何かを思い返してみて、どのようにしてそれを習得することができたかを考え、そして、その同じ方法で試してみる。 この試行錯誤によって上達するのではないでしょうか? そして、それが自分のオリジナルへと変わっていくのだと・・・
受験生の皆さんはこの夏から模試が頻繁に実施されます。 その模試は何のために受験するのですか?
受験生一人一人違う理由があるのかもしれませんが、今まで塾講師での経験をしてきて、この模試の結果に一喜一憂する生徒が非常に多くいました。
皆さんはどうでしょう?
もちろん模試での成績がよかったらうれしいし、志望校の合格判定がいいとそりゃうれしいでしょう。 その気持ちは十分にわかります。でも、それで志望校の合格が決まるわけではありません。
模試での成績が悪かったら凹むし、志望校の合格判定が悪いと「もう自分には無理かも…」という気持ちも十分にわかります。 でも、それで志望校の不合格が決まるわけではありません。
模試はあくまでも模試であって、入試ではありません。
模試の成績がものすごく良くても入試に受かるかどうかはわからないし、悪くても落ちるということはわかりません。
では、何のために模試を受けるんでしょうか?
もちろん正解は1つではありませんし、その目的は人それぞれでかまわないと思っていますが、1つだけ言えることは
模試の結果で一喜一憂しない
ということです。
模試というのは自分を見つめなおすきっかけを与えてくれるものです。 安西先生の言葉の通り、自分が上達しようと思ったら、自分のできていない部分を自覚することから始まります。
模試の結果が悪かった…
入試じゃなくて良かったじゃないですか。 入試の前に自分の弱点を見つけることができた。 そしてそこを克服すれば志望校合格に一歩でも二歩でも近づくんです。
模試の成績が良かった…
安心するのはまだ早いです。これはあくまでも模試であって入試ではありません。 今回たまたま自分の苦手としているところが出ていなかっただけかも。 今回たまたまなんとなく解いたらできただけかもしれません。
でも、ちゃんと理解して解けているのであれば、今まで勉強してきた成果がしっかりとあらわれているわけなので、 この調子で頑張れば志望校合格へと続いていくはずです。
このように、模試というのは自分を見つめなおすきっかけを与えてくれます。その成績が良かった悪かったということを確認するのではなく、
- 今まで自分がしている勉強でちゃんと成果が出ているのか?
- 出ていないのであればどこに問題があるのか?
- できた問題はちゃんと理解できているのか?
- できなかった問題は今後どのようなスケジュールで克服していくのか?
ということなどを自己分析することが大切です。そのためにも模試の直しをしっかりと行うようにしましょう!
