解法の習慣化
ケアレスミスをする原因についてお話をしたいと思います。
ところで、
Q.1 「今日歯を磨きましたか?」 → Yes ・ No
では、「Yes」と答えた人に質問です。
Q.2 「前歯を磨き忘れましたか?」 → Yes ・ No
ほとんどの人が
Q.1 Yes
Q.2 No
という回答をしたと思いますがどうでしょうか?
「これとケアレスミスと何か関係あるの?」
と思われるかもしれませんが、大有りです。
一番最初に歯磨きを覚えたときは、見よう見まねにやってみたり、お母さんやお父さんに教えられながら歯磨きをします。
上の歯・下の歯・前歯・奥歯・・・♪
という感じで。そんなときによそ見をしていたらおそらく怒られるでしょう(笑)
でも、今はそんなことを意識せずにテレビを見ながらでも歯を磨けるはずです。 その時に
「あっ、しまった!前歯を磨き忘れた!」
なんてことにはならないはずです。 これは行動を習慣化することにより、 作業を無意識にできるようになる一例だと思いますが、 問題を解くにはあらゆるところに気配りをしなくてはいけません。
- 問題文を読み間違えていないか
- 分数はちゃんと約分してあるか
- 有効数字は気をつけたか
- 答えが問題文の条件に当てはまっているか
などなど。
例を挙げればキリがありませんが、応用問題になるほど、この条件が多くなったり、 また問題文に書かれていない見えない条件などがあったりと、 意識しなければいけないことがたくさんあります。
その1つ1つすべてに注意を払えるかというと非常に難しいのです。 たとえ単純な作業であっても、 簡単なことを同時に2つ処理をするというのはできないんですよね。 そこでミスを犯してしまうということになってしまうんです。
だからこそ習慣化することが大切なんです。
注意することの1つでも習慣化できていれば、 そこに注意を払わなくても普通にできるはずです。 そうすれば、他の事に注意を向けることができるはずですよね。
そうすることで、問題を解くときに余裕(自信)がもてるようになり、 より高度な問題にも挑戦できるようになります。
だからこそ
「当たり前のことが当たり前にできる」
ようになるために、 何度も繰り返し行って「解法を習慣化」してほしいと思っています。
また、習慣化することにより、
「違和感」
を感じることができます。
「なんかこの答えいつもと違うな・・・」
と。
不自然さを感じられるようにまでなれば、 ミスをしたときに
「何か違う」
と気づくことができるようにもなり、間違いを直せるようにもなるはずです。
